この春、社会人になったあなたへ
2021年 06月 07日
ちょうど、社会人になる息子がいたので、こんな話をしていました。
あなたが社会に出た時に、今までとは違うことがたくさんあります。
そのうちのひとつが、「謝ってもすまないことが出てくる」ということです。
今までは、何か失敗をした時、何かが期日までにできなかった時は、「ごめんなさい」と謝るだけで済んだと思います。
試験ができなくても、授業をお休みしても、宿題をやっていなくても、誰にも迷惑はかけません。
他人に迷惑をかけてしまった時には、あなたは「ごめんなさい」と謝って、その責任は、親が取ってきました。
でもこれからは、社会人としての「責任」というものが生まれます。
もしもあなたが何か失敗をしたり、期日までにできなかったり、体調が悪くてお休みをしなければならなかったりしたら、自分が所属する場所によって、責任の取り方が変わるので、そこはしっかり区別しておくと良いですよ。
例えば、大きな企業に勤めた時には、あなたの責任は、「言われた通りに職務を行う」ことにありますから、あなたの上司に、「どうしたらいいですか?」と聞いて、その通りにしてください。
小さな企業に勤めた時には、あなたの責任の分を誰かが代わってくれるわけではありませんので、上司に対して、「明日、自分の仕事を終わらせますので、それで大丈夫でしょうか」と提案までできるように考えてください。もしくは、どうしても代わってもらわないといけない時には、「代わりの人を自分で探さないと!」と思うことが…実際にはできないとしても、そう思うこと自体が、あなたの責任感を育てるでしょう。
もしも、個人事業主や個人の才能(タレント)を生かす職業を選んだとしたら、ここには、医師や弁護士なども含まれますが、「ごめんなさい」という言葉だけでは通じない世界になります。
失敗をしたり期日までにでき上がらなかった場合、対価をもらえないだけではなく、それ相応の賠償を求められることがあります。
お休みをした場合には、あなたのポジションが他の人に取られてしまうことがあります。
「人間だから、失敗するよ。期日までにできないこともあるよ。休むこともあるよ」と思うのでしたら、小さな間違いのうちに修正をして大きな失敗につながらないようにしてください。
期日より常に早く仕事を仕上げ、修正対応できるようにしておいてください。
休まないように、穴を開けないように、でも、万一のときに備えるバックアッププランを用意しておいてください。
そう、大変そうですよね。でも、みんな意識する・しないに関わらず、やっていることですから、安心してください。
ただ、意識をしていると、失敗が少なく、期日を守る、信頼される社会人になれます。
そして、そうは言ってもひとりで責任を取り続けるのはしんどいので、コミュニティを作れるといいですね。
親、友人、仕事仲間などがスタートです。
相手に頼るのではなく、自分の責任はしっかり意識しつつ、互いに相談したり、助け合える仲間ができたら、人生はきっと豊かになります。
そしていつか、一生を共にする、そんな伴侶に巡り会えるように、お母さんは心から祈っています。

