今年の鍋のトレンドはズバリこれ! (2015年秋~2016年春)
2015年 09月 28日
こんにちは。
昨年、大変好評でしたので、今年も2015年秋から2016年春の
鍋料理のトレンドを考えてみました。
3年前より日本鍋文化研究所で、日本の鍋を中心とした食文
化の普及活動をしています。
そこで、
料理研究家としてメーカーさんとお付き合いをする中での傾向、スーパーマーケットでの品ぞろえ、テレビ、SNSからの情報、今年はそれに加えてファッション情報なども参考にしつつ検討しました。
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今年(2015年秋~2016年春)の鍋料理のトレンド
ここ数年続いている肉系鍋ブームですが、今年も引き続き本格的に肉を楽しめる鍋の提供が喜ばれると思います。
また、ここ数年仕掛けてきた本格的エスニック料理がブームになりつつありますので、ご家庭でもタイ料理、ベトナム料理が作りやすいように市販の合わせ調味料が充実してくることと思います。
昨年予想した通り、パクチーなどの薬味たっぷりも流行しましたね。
それらも合せて考えますと、タイスキ鍋やジンギスカン鍋、火鍋(※)なども家族で楽しめるようになるでしょう。
外食では、さらに厚みのある肉ががっつりと食べられたり、「ほろほろ」と煮とけたりするような、
・参鶏湯(サムゲタン)
・ジンギスカン鍋
・ポトフ
などの他、ジビエ(鹿・イノシシなどの野生肉)を使った鍋がますます好まれる傾向でしょう。
さあ、今年の冬も鍋、いっちゃいましょう!!
※本来は中国の「鍋料理」のことを火鍋と言いますが、日本では今のところ、「麻辣系」の辛みのあるものを火鍋と言っているようです。
ちなみに、よく写真などで使われる「陰陽」の形(真ん中で曲がった仕切りがついている2種類の鍋が合わさった形)のものは、中国では「おしどり鍋」と言います。
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