リヨンの味は、小京都の風情でありんす

先日、オールアバウトフレンチガイドの嶋さんにご案内いただき、青山ブノワで行われている「FOOD FRANCE」に行ってきました。

アラン・デュカスの発案により企画された「フードフランス」は、メディアから見落とされがちな地方で活躍する若き才能あるシェフを後押しするために毎年開催されています。

その催しで、「ビストロ・ド・リヨン」のシェフが来日されるということなので、これは食べに行かねばならないでしょう(。。。と、誰が決めたわけでもないのですが、ここ数日ハードなお仕事が続いていたので、終わったら自分にご褒美しようと思ってそれを目標にがんばりました!)

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いやぁ、10Fから青山全体を見回す絶景に「がちょう」の置物。。。洗練されたインテリア。
気持ちの良い午後になりそうです。

まずはアミューズブーシェ。

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豚の耳が入った、小さなパンケーキのスティックみたいなもの。チーズの香りがして、耳がコリコリした食感で、ちょっとひなびた味がおいしかった。

前菜とメインを何にしようか、散々悩んでしまったー。
がっつり行きたかったけど、すごく暑い日だったので、秋のメニューはちょっと重いかなぁ。
でも、ここまで来たんだからやっぱり。。。と、

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あっつあつのオニオングラタンスープ。
それも、すっごいボリューム。
直径20センチはありそうなスープボールいっぱいにスープが入っていて、しかもほとんどオニオンの具がみっちりで、上には厚めのパンとチーズがたっぷり。

うー、一瞬食べきれるかなと思ったけれど、サービスの方が、

「普段のブノワのオニオングラタンスープは牛のダシでもっと濃いのですが、これは鶏のダシで軽く仕上がっています。どうぞ違いをお楽しみください」

とおっしゃるので、なんか意地でも残すまいと思ってしまう。。。確かにあっさり目のスープなので、思ったより入る入る。

で、メインも軽くするかがっつり行くかで悩んだ末、やっぱりがっつりで。

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フォアグラを詰めた豚足のクルスティアン ポートワインのソースと秋のキノコ。

さすがに豚料理の得意なリヨンのシェフ。この豚足のふわふわなことトロットロなこと。しかも上の部分はカリカリっと焼いてあって、ポートワインのコクのあるソースと合うこと。

まったくほんとにボリュームたっぷりなのに、するするっと食べてしまいました(後が怖いけど。。)。

ちょうどフランス国営放送が取材に来ていて、「日本のフレンチ評論家、ムッシュー・シマさんとシマさんのお友達」のように映像を収めていて、嶋さんの真向かいに座っていた私にももちろんカメラのファインダーが。

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ああ、知らないところで、私はフランス国営放送デビューしちゃうのね。。。

ま、それは置いといて、デザートは、

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ローズマリー風味のリンゴのポワレを包んだシガレット 塩キャラメルのソース。

ふぅん。日本なら普通ここにヨーグルトのアイスクリームでもつけそうだけど、それがないんだ。
お料理全体に、オシャレというよりは、「これを食べさせたいから、しっかり食べなさい」という骨太さがあって、なんというか

「京都のような華麗さを望まないけれど、そのエッセンスを持ちながら郷土の料理を楽しませる」小京都のような風情があるなと。

だから料理にも親しみやすさを感じるのかな、と思いながらいただきました。

帰りには、シェフとパチリ。

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とてもやさしそうなシェフでしょ。
ごちそうさまでした。
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